選定療養の白内障手術で使用する多焦点眼内レンズに新しく連続焦点型多焦点眼内レンズ「シナジー」を採用しました。
この眼内レンズは今まで出ていた回折型2焦点の「テクニスマルチ」と焦点深度拡張型の「シンフォニー」を組み合わせた新しい連続焦点型の多焦点眼内レンズです。大方、近方33㎝~遠方まで落ち込みが無い広い範囲の見え方が期待できます。
クロームアラインテクノロジーで角膜の色収差を補正し、コントラスト感度の低下を防いでいます。
乱視用(トーリック)もあります。
コントラスト感度の低下も少なくなっているようですが、多焦点眼内レンズは夜間のハロー・グレアなどのデメリットもありますので、手術前に単焦点眼内レンズとの違い、多焦点眼内レンズのメリット・デメリットなどをよく確認していただきます。