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新潟市東区中山7丁目11番11号 025-282-5586

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黄斑部の網膜に穴が開き視力低下をきたします。

多くは硝子体手術を行うことで穴を塞ぐことが可能です。
この疾患も検査はOCT(眼底3次元画像解析)が有用です。

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角膜(黒目)が円錐状に突出して、角膜の不正乱視のため視力が低下する疾患です。

思春期~30歳ごろに発症します。
原因は不明ですが、アトピー性皮膚炎やダウン症候群に合併することがあり、また目を慢性的に擦っていることに関係しているとも言われています。
突出の形状が軽度であれば、眼鏡やソフトコンタクトレンズで矯正できることもありますが、突出が強い場合などにはハードコンタクトレンズで矯正します。
円錐角膜の検出にはカシアⅡなどの角膜形状解析検査(角膜トポグラフィー)が有用です。
ハードコンタクトレンズも一般的もので矯正できない場合には円錐角膜用のハードコンタクトレンズを使用します。コンタクトレンズの装用の状態が上手く合うまで、時間がかかる場合があります。
進行した場合には最終的には角膜移植が必要になります。

円錐角膜の検出にはカシアⅡなどの角膜形状解析検査(角膜トポグラフィー)が有用です。
ハードコンタクトレンズも一般的もので矯正できない場合には円錐角膜用のハードコンタクトレンズを使用します。コンタクトレンズの装用の状態が上手く合うまで、時間がかかる場合があります。

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ロービジョンケアとは、視力や視野に障害がある方に対して医療的、社会的、福祉的、職業的、心理的に支援を行う総称です。

目の不自由な方の生活で困ったことを減らせるように、情報を提供しサポートを行います。当院では、残っている視力や視野を最大限に活用できるように、遮光眼鏡、拡大鏡(ルーペ)、単眼鏡、拡大読書器、ipadなどを実際に試すことができます。

通常のサングラスはすべての光をカットして暗くなりますが、遮光眼鏡はまぶしさの原因となる波長だけをカットして、まぶしくなく明るく見えます。

拡大鏡
手持ち型、卓上型、携帯型やライトがつくものなど色々なタイプがあります。

拡大読書器
新聞や本などをスキャナーや小型カメラで読み取り、それをテレビやパソコンの画面に拡大表示する器械です。
据え置き型と携帯型のものがあります。
ipadでも文字を拡大して読むことができます。

その他:タイポスコープ
封筒や宛名書きの時見やすくなり便利です。職員手作りです。
生活便利グッズなどのご案内もできます。お気軽にご相談ください。

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白内障は、眼の中のレンズの役目をしている水晶体が混濁して、見えにくくなる病気です。
白内障手術は、水晶体の混濁を超音波の機械を使って除去し、「眼内レンズ」という人工のレンズを移植する手術です。

点眼麻酔程度の局所麻酔でほとんど痛みは無く、白内障の程度で多少時間は変わりますが、手術は約15分で終わります。
超音波の機械を挿入する傷口は約2.4㎜程度の細さで、術後の乱視の増加がしにくいのが特徴です。
また、クリーンルームの手術室で手術を行いますので清潔で安心です。

当院では、センチュリオンという超音波機械を採用しています。超音波のハンドピースはアクティブセントリーを使用しています。
アクティブセントリーは、灌流圧センサーを内蔵したハンドピースであり、患者様の眼圧をリアルタイムに感知することが可能です。患者様により安全・低侵襲な手術の提供が可能となることが期待されます。現在、白内障手術器械で患者様の目標眼圧を設定できる唯一の器械であり、後嚢破損などの合併症のリスクを低減しています。

また、白内障手術イメージガイドシステムの『べリオン』を使用して検査・手術を行います。

術後の見え方に大きく影響するのは、手術が安全に終わるのはもちろんですが、眼内レンズの種類、眼内レンズの度数、乱視の程度です。 眼内レンズの決定には、患者さんの趣味、仕事、ライフスタイル、希望などをお聞きし、最適の眼内レンズを提案します。
〈眼内レンズの種類については「多焦点眼内レンズ」を参照〉

手術前後のスケジュール

手術日決定
視力検査、眼圧検査、眼底検査などを行い、手術日を決定します。
また、患者様に、今までの眼鏡やコンタクトレンズの使い方や、趣味、お仕事、ドライアイ症状の有無などの簡単なアンケートに回答していただき、眼内レンズの選択の参考にします。

手術日の1~2週間前ごろ
手術前の検査として、黒目(角膜)のカーブの長さや、黒目の細胞の数や形の検査、光学的眼軸長(眼の直径)検査、カシアⅡやOPD scanⅢなどの角膜形状解析検査、コントラスト感度検査などの検査を行います。
その後、眼内レンズの種類や度数を計算します。手術内容をご説明させていただき、患者様と眼内に挿入するレンズの度数を決定します。

手術日
火曜午後2時から手術です。その日のうちに帰宅。次の日まで眼帯はして頂きます。

術翌日
眼帯を外して、視力検査、眼圧検査などを行い、診察します。

術後3日目
診察、検査
その後約1週間後、2週間後、1か月後、2か月後と診察があります。

手術にかかる費用

3割負担の方(片眼)約4~5万円
1割負担の方(片眼)約1~2万円
選定療養
選定療養の多眼内レンズを選択された場合は上の保険診療分に加えて、片眼15~34万円の費用がかかります。

多焦点眼内レンズの費用

当院は多焦点眼内レンズの白内障手術を行う選定療養実施医療機関として届け出を行っております。
多焦点眼内レンズを使用した白内障手術は、選定療養に認められています。
選定療養とは、保険診療と保険の適用範囲外の診療を合わせることを認められた制度です。
通常の白内障手術の費用(保険適用)とは別に多焦点眼内レンズ分の費用として片眼13万円~34万円をお支払い頂きます(保険適用外)。
多焦点眼内レンズには、2焦点レンズ、3焦点レンズ、焦点深度拡張型(EDOFレンズ)、など色々あり、種類によって費用も様々です。
保険適用内のレンズで、上下に遠近を分けた分節型レンズもあります。
当院では様々な種類の多焦点眼内レンズを扱っております。詳しくはお問い合わせください。

費用はおおよそです。使用する薬剤などで多少変動します。
日帰りですので、ご面倒な入院と、入院にかかる費用がかかりません。

白内障手術説明会

当院では、白内障手術を受ける方、手術を考えている方、手術はまだ考えていないが詳しく知りたい方など、どなたでも当院の手術説明の動画を、診療時間にいつでもご覧いただけます。
白内障手術の説明をご希望の方は、お電話025-282-5586にてお気軽にご予約ください。

=白内障その他=

後発白内障

白内障手術の時に眼内レンズを入れるために残した水晶体の袋の膜が混濁してくる状態です。白内障手術後、数年後に生じます。
YAGレーザーを使用した治療機器で治療できますので、白内障手術後にまた見えづらくなった場合にはこの病気の可能性があります。
レーザー治療は点眼麻酔で5分程で終わります。

眼内レンズ強膜内固定術

一般的な白内障手術では水晶体嚢(水晶体の袋)を温存して、その中に眼内レンズを挿入します。しかし、目の構造が弱い方などで水晶体嚢を温存できない場合や、白内障手術後に眼内レンズが脱臼した場合などで、この眼内レンズ強膜内固定術を行うことがあります。
手術時間は局所麻酔で30~60分程。日帰りで行えます。

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涙の排出路(涙道)のどこかが詰まったり、狭くなっていると、細菌などが感染し、眼脂が長く続いたり、まぶたの痛みや赤みなどの症状が生じます。

症状

涙は主にまゆ毛の外下方にある涙腺で水分が作られ、眼の表面を潤し、まぶたの内側にある涙点という穴から涙小管、涙嚢、鼻涙管を通って鼻の奥に排出されます。
この涙の排出路(涙道)のどこかが詰まったり、狭くなっていると、涙が排出されずに流涙症状が起き、細菌などが感染すると涙嚢炎や涙小管炎となり眼脂が長く続いたり、まぶたの痛みや赤みなどの症状が生じます。
検査:通常の眼科的検査で涙の量を調べたり、涙点から生理食塩水を流して、涙の排出路のどこにつまりがあるかを調べます。

治療

閉塞を改善させるには手術治療になります。鼻涙管にチューブを挿入する手術や、涙嚢と鼻腔にバイパス路を作成する手術などがあります。手術が必要な場合には手術ができる施設に紹介します。
細菌感染などがある場合には、排膿や抗生剤による内服や点眼治療を行います。

先天性鼻涙管閉塞症について

生まれた時に鼻涙管が閉塞している状態です。
症状はやはり涙目になっている、眼脂が続くなどです。
ほとんどの症例は2歳までに自然治癒すると言われていますので、そのまま経過観察を行います。
ブジ―という針金のようなものを涙道に突っ込んで閉塞を解除する処置は盲目的で危険ですので行いません。
軽度の眼脂だけであればまぶたを清潔なガーゼなどで拭き取って清潔を心がけるようにしていただきます。
2歳までに治癒しない場合には、病院で全身麻酔の手術治療を検討して頂きます。